1兆ドル市場の勝者は?エージェント決済戦略

要点まとめ

  • AIエージェントが自動で決済を行う「エージェンティック・ペイメント」が次の巨大市場に。
  • 法規制対応、セキュリティ、ID認証、クロスチェーン連携が導入の鍵。
  • モジュラー構造の決済オーケストレーション層とオンチェーン・オフチェーンを組み合わせたフレームワーク提案。

ニュース本文

米マイアミで開催されたConsensus Miamiでは、AIがユーザーに代わって自動的に仮想通貨決済を行う「エージェンティック・ペイメント(Agentic Payments)」が取り上げられました。講演者らは、これが数兆ドル規模の新市場を生む可能性を指摘しています。

エージェンティック・ペイメントとは、AIエージェント(自律動作するプログラム)がウォレットから送金を実行し、契約や購買などを自動化する仕組みです。導入に際しては、マネーロンダリング対策や本人確認(KYC)、取引の不正検知といった法規制対応が必須。さらに複数のブロックチェーン間で安全かつ迅速に資金移動するインターオペラビリティ(相互運用性)も課題となります。

これを解決するフレームワークとして、次の3層構造が提案されました。第一に、オンチェーン(ブロックチェーン上)とオフチェーン(既存決済網)の双方を統合する決済レイヤー。第二に、不正検知やコンプライアンス確認を行うオーケストレーション層。第三に、ユーザーID管理や鍵管理(キー・マネジメント)を担うセキュリティ層です。こうしたモジュラー設計により、開発者は用途に応じた機能を組み合わせてサービスを構築できます。

今後は、DeFi(分散型金融)とCeFi(中央集権型金融)双方のメリットを生かしつつ、実運用を見据えたインフラ整備が進むでしょう。特に大手決済プラットフォームやウォレットプロバイダーがこの領域に参入する動きが注目されます。

編集後記

エージェンティック・ペイメントはまだ初期段階ですが、規制対応とインターオペラビリティは主要プロジェクトの成否を分ける要素です。新技術の動向を追いながら、信頼性の高いインフラ整備に取り組むプラットフォームを注視しましょう。

原文日付: 2023年6月6日

原文URL: https://news.google.com/rss/articles/CBMiugFBVV95cUxNMlZjcE5nRzZqMTg4R1F3SElqMmFIZEdQV2RVUXZqZEFidlZxTVNtQzAyWnhvWFMxNDgtVy1KSXFhZF9Ta0tQQzhHUTBJQ0FhVDhTWEtGeXFqeWttYVpXYjRBTGFYX01iWVBSVGJhZnpyYW81eXNvZXBiTjFrMnJhWkZiMVB6OXMtenc3aEQzX2E3VkFUTWQ1SVVRZmZUakFOUDNWMUFOeXJyakxfRDVRS1o2SERXMmhlcVE?oc=5

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