Binance.US&FTXが語る流動性構築の極意

要点まとめ

  • 新興取引所の流動性構築手法:マーケットメイカー連携や自社資金によるシード資金投入
  • インセンティブ戦略:トークン報酬やmaker-takerモデルによる手数料割引でユーザー誘引
  • 規制対応と透明性:CFTC登録や顧客資産保護策を通じた信頼性向上

ニュース本文

CoinDeskの動画では、Binance.USとFTXの幹部が新興仮想通貨取引所がどのように流動性を構築するかを解説しています。まず取引所はマーケットメイカー(市場で買いと売りの注文を提示し、流動性を提供する参加者)との提携や自社資金によるオーダーブック(注文一覧)への流動性シードを行います。さらに、取引手数料の割引やトークン報酬などのインセンティブ(報酬制度)を用意して参加者を誘引します。また、取り扱い銘柄を拡大し、OTC(店頭取引)業者やデータプロバイダーとのパートナーシップで取引量を増やす戦略も紹介されました。加えて、両社は規制対応や透明性の確保を重視し、CFTC(米商品先物取引委員会)への登録やユーザー資産保護策の導入を進めることで信頼性を高めると述べています。特にmaker-takerモデル(買い手・売り手別の手数料設定)を採用することで、取引量が増えたユーザーに対し手数料を還元しやすくし、流動性のさらなる向上を狙います。加えて、高頻度取引(HFT)アルゴリズムの導入や、API(プログラム連携)による高速取引環境を整備し、注文の約定率やスプレッド(売買の価格差)を改善する取り組みも進行中です。

編集後記

流動性確保には市場メイカーとの連携や適切なインセンティブ設計が鍵です。新興取引所の手数料体系や上場銘柄の動向に注目し、実際の取引量と規制対応状況を確認するとリスク把握に役立つでしょう。投資家は各取引所の流動性スナップショットを定期的にチェックし、スプレッドや約定率なども参考にすると安心です。

2023年6月15日:原文 https://www.coindesk.com/videos/binance-us-and-ftx-explain-how-new-exchanges-build-liquidity

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