要点まとめ
- XRP Ledger(XRPL)の新アップデートでレンディング(貸付)やトークン化が技術的に可能に
- フック機能(Hooks)の拡張により、スマートコントラクトに近い自動化が実現
- DeFi(分散型金融)や証券・不動産トークン化などエコシステム拡大の基盤整備
ニュース本文
リップル社が運営するXRP Ledger(XRPL)は、最新のプロトコルアップグレードを実施しました。今回のアップグレードでは「フック機能」(Hooks)の強化により、従来は対応が難しかったレンディング(貸付)や資産のトークン化をオンチェーン上で実現可能にしています。
フック機能とは、取引の承認プロセスに独自のロジックを挿入できる仕組みです。これにより、スマートコントラクト(ブロックチェーン上で自動実行される契約)に近い自動化が可能となり、貸出条件の検証や利息計算がチェーン上で完結します。
XRPLの特徴である高速性や低手数料は維持されており、金融機関や企業はこれを活用して有価証券、債券、不動産などのトークン化を進められるようになります。さらに、コンセンサスアルゴリズム(取引の整合性を確保する仕組み)の改良により、スケーラビリティと安全性が向上。将来的にはクロスチェーン取引との連携も視野に入っており、分散型金融(DeFi)が一層広がる可能性があります。
本アップグレードは、XRP Ledgerのエコシステム拡大を後押しするインフラ整備と位置付けられ、開発者コミュニティからも注目を集めています。今後はレンディングプラットフォームのローンチや、各種資産をチェーン上で自由に扱うトークン化サービスの登場が期待されます。
編集後記
今回のXRPLアップグレードは、金融商品をブロックチェーン上で扱う基盤構築の一環です。投資家としては、新機能の実装状況や実際のサービス立ち上げを確認し、技術の普及度や利用ケースを冷静に見極めることが重要です。
元記事日付:2025年12月10日
原文URL:https://www.coindesk.com/markets/2025/12/10/xrp-ledger-upgrade-lays-groundwork-for-lending-tokenization-expansion/

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