要点まとめ
- シンガポール拠点の大手暗号資産レンディング企業「Vauld」が突然、全利用者の出金・取引・入金を停止。
- 資金繰り悪化を受け、金融アドバイザリー大手アライブアンドマースアル(Alvarez & Marsal)を起用し再建計画を模索。
- 顧客からの資金返還時期は未定。規制当局の監視も強まる可能性。
ニュース本文
シンガポール拠点の暗号資産レンディング企業Vauldは6月13日(現地時間)、突如として全顧客の出金・取引・入金サービスを停止したと発表しました。声明によると、昨今の市場急変動で流動性(必要資金)が大幅に悪化し、運営を一時継続できない状況に陥ったためです。
Vauldは利用者から預かったビットコインやイーサリアムなどを貸し出し、利息(貸借料)を得るビジネスモデルを採用していましたが、市場の下落で担保不足が発生。これを補填(ほてん)するために、米金融アドバイザリー大手のAlvarez & Marsalを再建パートナーとして招聘しました。同社は破綻再生支援を数多く手がけており、Vauldは資金調達と事業再編を同社と連携し進める方針です。
ただし、顧客が預けた暗号資産の返還時期や具体的な再建スケジュールは未公表であり、利用者の間に不安が広がっています。暗号資産レンディング業界では過去にも類似の流動性ショックが発生しており、今回の停止を受け、シンガポール金融管理局(MAS)など規制当局の監督強化が予想されます。
編集後記
急激な市場変動はレンディング企業の流動性を直撃します。暗号資産の貸借サービスを利用する際は、運営会社の資本力や規制対応状況を日頃からチェックし、分散投資や自主管理も併せて検討しましょう。
【原文】2022年6月13日
https://news.google.com/rss/articles/CBMiWEFVX3lxTE5jb2tsY00yU2NIbnB2V2lqR0JBY013OW1KWlZDTzJfX2FGdU9vM2ktX0hpd2xhZ0Q4LU5kUVRyeHlZNHJ6YnItQlByVHVpcWh4WGx1ekFHb18?oc=5

コメント