要点まとめ
- 仮想通貨市場が6月13日(木)に急落、ビットコインは約5%、イーサリアムは約7%下落。
- 米10年物国債利回りの上昇とFRB追加利上げ観測でリスク回避が進み、レバレッジ清算が加速。
- 一部ステーブルコインの一時的なデペグやDeFi(分散型金融)ポジション清算もボラティリティを拡大。
ニュース本文
CoinDeskの音声番組「The Blockspace Pod」は、6月13日(木)の暗号資産市場急落について詳細に解説しました。当日はビットコイン(BTC)が前日比で約5%、イーサリアム(ETH)が約7%の下落を記録。その他主要アルトコインも二桁台のマイナスとなり、仮想通貨全体の時価総額が大きく縮小しました。
背景には、米10年物国債利回りが上昇し、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まったことがあります。金利上昇はリスク資産(株式や暗号資産)の魅力を低下させ、投資家は安全資産へ資金を移動。これにより、証拠金取引でのレバレッジ(借入を伴うトレード)ポジションが次々と強制決済(清算)され、売り圧力が連鎖的に拡大しました。
さらに、一部ステーブルコイン(米ドル連動型などの暗号資産)で一時的にペグ(連動比率)が外れ、流動性が低下。DeFi(分散型金融)プラットフォーム上でもレバレッジポジションの強制清算が相次ぎ、市場全体のボラティリティ(価格変動幅)を一層高めました。
Podでは、今回の下落を「短期的なリスクオフ(資金逃避)局面によるもの」と位置づけ、回復には米金融政策の見通しとステーブルコインの安定性確認が鍵になると指摘。投資家は引き続き金利動向やマクロ経済指標を注視しつつ、ポジションのリスク管理を再確認する必要があります。
編集後記
今回の急落は、仮想通貨市場が依然としてマクロ要因に左右されやすいことを改めて示しています。特に米金利動向やステーブルコインの健全性はリスク管理の要です。短期的な下落局面で過度なレバレッジ取引を行うと、強制清算リスクが高まります。取引の際は余裕資金の範囲でポジションを設定し、ストップロスの活用を検討しましょう。
原文日:2024年6月13日
原文URL:https://www.coindesk.com/markets/2024/06/13/the-blockspace-pod-understanding-thursdays-market-meltdown/

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