スタンダードチャータード、ビットコイン強気予測を断念

要点まとめ

  • Standard Charteredがビットコインの強気予測を撤回
  • 以前の「2025年末に100万ドル超え」予測を取り下げ
  • 市場のボラティリティと規制リスクを理由に判断

ニュース本文

Standard Chartered(スタンダードチャータード銀行)は最新のリサーチレポートで、これまで掲げていたビットコイン(BTC)の強気シナリオを撤回しました。同社は昨年末に「2025年末までに1BTC=100万ドル(約1億3,000万円)超え」という大胆な価格予測を発表していましたが、最新分析では主要因として以下を挙げています。市場のボラティリティ(価格変動の激しさ)や、主要国における仮想通貨規制(法整備の進展)の不透明感、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げスタンスなどマクロ要因の影響です。

さらにブロック報酬半減期(マイニング報酬が半減するイベント)を控えた需給改善の期待はあるものの、オンチェーン(ブロックチェーン上の取引)データではマイナー(採掘者)の売り圧力が継続中、機関投資家の資金流入も鈍化しています。こうした要素を総合的に勘案し、同社は今後具体的な価格目標を示さず、短期的な需給動向と市場心理を重視したレポート更新に切り替える方針です。投資家は中長期の強気戦略を再考し、市場環境の変化に応じた柔軟な対応が求められます。

編集後記

大手金融機関の予測が揺らぐ背景には、市場の不確実性拡大や規制動向の複雑化があります。一つの見通しに固執せず、マクロ経済やオンチェーン指標など複数の角度から情報を収集し、リスク管理を徹底しましょう。

原文日時: 2025年5月15日、原文URL: https://www.standardchartered.com/throws-in-the-towel-on-bullish-bitcoin-forecast

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