要点まとめ
- Sui Groupが暗号資産トレジャリー戦略を見直し、ビットコインやアルトコインから安定コインとDeFi運用へ大幅シフト
- USDC、USDT、DAIなどのステーブルコインを軸に、AaveやCompoundなどで短期貸出・流動性提供を通じた利回り獲得を目指す
- オンチェーン自動化ツールとリスク管理フレームワークを導入し、ボラティリティ抑制と透明性の高い運用を追求
ニュース本文
暗号資産(仮想通貨)市場における企業の財務運用が新たな局面を迎えています。CoinDeskの報道によると、投資運用会社Sui Groupは自社の暗号資産トレジャリー(資産管理)戦略を見直し、従来保有していたビットコインやアルトコインから、安定コイン(米ドル連動の仮想通貨)やDeFi(分散型金融)プロトコルを活用した運用へ大きくシフトすると発表しました。
同社はUSDCやUSDT、DAIなどのステーブルコインを主要資産と位置づけ、AaveやCompoundといったDeFiレンディングプラットフォームでの短期貸出、Curveなどの流動性プール提供を通じて利回りを獲得する計画です。また、スマートコントラクト(自動契約)を活用したオンチェーン自動化ツールと、リスク管理フレームワークの整備にも注力。市場の価格変動(ボラティリティ)を抑えつつ、中長期的な安定収益を追求するとしています。
この動きは、暗号資産関連企業全体で財務管理手法の高度化が進む兆しといえます。従来のトークン保有型戦略から脱却し、ステーブルコイン×DeFiを組み合わせた運用モデルが今後のトレンドとなる可能性があります。
編集後記
暗号資産業界でトレジャリー運用にDeFiを取り込む流れが強まっています。ステーブルコインを軸に利回りを追求する戦略は魅力的ですが、スマートコントラクトの脆弱性や規制動向にも注意が必要です。安定性と透明性を重視しつつ、十分なリスク管理体制を整えることが投資家の心得といえるでしょう。
原文掲載日: 2024年6月13日 URL: https://www.coindesk.com/business/2024/06/13/sui-group-charts-new-course-for-crypto-treasuries-with-stablecoins-and-defi/

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