要点まとめ
- Pye Financeが500万ドルのシード資金を調達
- VariantとCoinbase Venturesがリード投資
- 実世界資産(RWA)担保のDeFiローン提供を強化
ニュース本文
米国のスタートアップPye Finance(パイ・ファイナンス)は、シードラウンドで合計500万ドルの資金調達を完了しました。リード投資家には、ブロックチェーン/仮想通貨領域で存在感を高めるベンチャーキャピタルVariant(ヴァリアント)と、取引所Coinbase(コインベース)の投資部門Coinbase Ventures(コインベース・ベンチャーズ)が参加。Pye Financeは、実世界資産(RWA:Real World Assetsの略)を担保に、暗号資産を活用したローンを提供する分散型金融(DeFi)プロトコルです。
従来のDeFiはオンチェーン(ブロックチェーン上)の資産を担保にすることが中心でしたが、Pye Financeは不動産や社債などオフチェーン資産を取り入れる点に特徴があります。調達資金は、プラットフォームの開発強化や流動性提供、パートナー企業との協業拡大に充てられる見込みです。また、リード投資家の知見を生かし、規制対応や評価モデルの精緻化にも注力するとしています。
DeFi市場では、実世界資産を担保としたサービスへの関心が近年高まっており、オンチェーンとオフチェーンをつなぐ橋渡し役として注目されています。RWAには価格変動リスクや法的リスクが伴う一方、新たな資金需要を取り込むポテンシャルも大きく、今後の成長が期待されます。
編集後記
実世界資産を担保とするDeFiは、従来の暗号資産中心のサービスとは異なるリスクとチャンスを併せ持ちます。投資判断時は、プラットフォームの信頼性や資産評価の仕組み、規制環境に留意しながら動向をチェックすることが重要です。
原文日付: 2023年10月10日。原文URL: https://techcrunch.com/2023/10/10/pye-finance-raises-5m-seed-round-led-by-variant-and-coinbase-ventures/

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