ブテリン氏暴露!分散型ステーブルコインの致命的弱点

要点まとめ

  • ヴィタリック・ブテリン氏が「分散型ステーブルコイン(特定資産に価値を連動させる暗号資産)」の脆弱性を指摘
  • 急激な市場変動時には過剰担保(必要以上の資産を担保に置く仕組み)が崩壊し、価格安定機能が失敗するリスク
  • オラクル(外部価格情報の取得システム)やガバナンス(運営意思決定)モデルの強化が課題

ニュース本文

イーサリアム共同設立者のヴィタリック・ブテリン氏は、CoinDeskのインタビューで分散型ステーブルコインの「隠れた弱点」を明らかにしました。分散型ステーブルコインとは、法定通貨やその他の資産と価値をペッグ(連動)させつつ、中央管理者を持たない暗号資産のことです。多くは「過剰担保」と呼ばれる、実際に必要なより多くの資産を担保としてブロックチェーン上にロックする仕組みを採用しています。しかし、急激な市場変動で担保資産の価格が一斉に下落すると、清算遅延や担保不足が起き、事実上のペッグ崩壊に陥る危険性があると指摘しています。

さらに、オラクルと呼ばれる外部価格情報取得システムの信頼性も懸念材料です。オラクルが提供する価格データに遅延や誤差が生じると、清算機能が正しく働かず、ステーブルコインの価値が急落する可能性があります。また、ガバナンス(運営に関する投票や意思決定)の仕組みについても、意思決定が偏りやすく、緊急時の対応が後手に回るリスクを挙げました。ブテリン氏は、こうした課題を解消するために、担保の多様化やガバナンス手続きの効率化、オラクルの多重化などを含む改良が必要だと提言しています。

編集後記

分散型ステーブルコインは中央管理者レスで透明性が高い一方、市場ショック時の担保不足やオラクル問題が露呈しました。投資家は各プロジェクトの担保構成やガバナンス体制、価格フィードの冗長性を確認し、リスクを理解した上で保有比率を検討すると良いでしょう。

原文公開日: 2023-12-08
原文URL: https://news.google.com/rss/articles/CBMiygFBVV95cUxONFZ4YzV0cjRiNUpOWG9pYWdhc3k1NkdERHZVZ3ZYSGVyY3laa1FzUWoyd2ZUTHFvWHZSNkZOTUVacG16dHhLUXFtQXZldmZNUXY5aWxrT3dTbjFiSkctLU5NRGtodjF3RlVXOXRnV3Z0cUowTlFyd3VNbHRSZk5pQ042UHN6SFNsR1lfT3FpNDhOeVR0cTJSTHRQX0R4aXg0RWNfUUxhRk1NRjlmdTBIUWxycGJobncxcW80ajRYbUc5YTZrQkRvdmR3?oc=5

コメント

タイトルとURLをコピーしました