米国債務38.5兆ドル到達、投資家要警戒

要点まとめ

  • 米国の国家債務残高が38.5兆ドルに達し、過去最高を更新
  • 歳出拡大や税収不足で財政赤字(収入より支出が上回る状態)が拡大、利払い負担が増加
  • 金利上昇リスクや財政改革の行方が国債市場に影響、投資家は動向を注視

ニュース本文

米国の国家債務残高が2026年1月に38.5兆ドルに達し、過去最高を更新しました。これは歳出拡大と税収の伸び悩みに起因しており、金利上昇局面での利払い負担(国債への利息支払い)が一層重くのしかかる懸念があります。米財務省によると、前年度からの増加幅は約1.2兆ドルで、連邦予算に占める債務利子の割合が上昇中です。財政赤字(収入より支出が上回る状態)が恒常化する中、長期金利の動向が国債市場に影響を及ぼす可能性が高まっています。国際通貨基金(IMF)などは、債務残高を国内総生産(GDP)比で見る指標に注目しており、米国の債務は約125%に達しています。債務水準の高止まりは将来の増税や支出削減圧力を強め、為替市場や長期金利にも影響を与えかねません。こうした状況下で格付け機関(信用格付けを評価する機関)が財政健全化の進展を評価する動きも見られ、市場参加者は債務の持続可能性に注目しています。

編集後記

38.5兆ドルという巨額債務は、金利動向や財政政策の変化によって利払いコストがさらに膨らむ可能性をはらみます。投資家は国債利回りの動きを注視するとともに、今後の議会での歳出・歳入改革の動向にも目を配り、ポートフォリオの金利リスクを見直すことを検討するとよいでしょう。

元記事日付:2026年1月5日 原文URL:https://www.reuters.com/world/us/us-national-debt-reaches-385-trillion-2026-01-05/

コメント

タイトルとURLをコピーしました