ビットコイン、30%急落後に動けないワケ

要点まとめ

  • ビットコインは過去最高値から約30%下落後、3万~4万ドル台で下値固め中
  • 米国の金利動向やスポットETF承認の遅延が投資家の売り圧力に
  • オンチェーン指標は一部で回復傾向も、明確な上昇材料は不足

ニュース本文

ビットコインは11月の史上最高値(約69,000ドル)から約30%下落し、現在は3万~4万ドル台で停滞しています。背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが続く中、長期金利の上昇が暗号資産(仮想通貨)市場からの資金流出を招いている点が挙げられます。

また、投資家が期待していた米国のビットコイン・スポットETF(上場投資信託)の承認プロセスが予想より遅れていることも、需給バランスを崩す一因です。ETF承認が実現すれば機関投資家からの買い圧力が強まると見込まれていましたが、規制当局の慎重姿勢が続いており、市場心理は依然として弱気です。

一方、オンチェーン指標(ブロックチェーン上の取引データを分析するデータ)は、アドレス数の増加や小口投資家の売り圧力の低下を示しており、下げ止まりを示唆する声もあります。しかし、明確な上値抵抗線(強い売りが予想される価格帯)を突破するための材料はまだ乏しく、当面は3万ドル付近での値動きが続く可能性があります。

編集後記

仮想通貨はマクロ経済や規制の動向に大きく左右されます。短期的な価格変動に一喜一憂せず、自身の投資期間やリスク許容度を再確認した上で、市場の材料を客観的に見極める姿勢が重要です。

原文掲載日:2025年12月1日
原文URL:https://www.cnbc.com/2025/12/01/bitcoin-got-stuck-after-slumping-30-from-its-peak.html

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