80%急落でも韓国勢がBitMine買うワケ

要点まとめ

  • 韓国小口投資家がイーサ(Ether)を大量保有するBitMine株を買い増し
  • BitMine株価は過去12カ月で約80%下落
  • 割安になった1株あたりのイーサ保有量を狙う間接投資が続く

ニュース本文

BitMine(ビットマイン)は、イーサリアム(Ether)を大量に保有(hoarder:大量に蓄積する投資家)する仮想通貨関連企業です。報告によると、同社株価は過去12カ月で約80%下落しました。しかし、韓国の小口投資家(リテール投資家)は依然としてBitMine株を買い続けています。これは、株価下落によって1株あたりのイーサ保有量が割安になったと判断しているためとみられます。

データ分析会社によれば、2023年末から2024年初めにかけて韓国の取引所でBitMine株への買い注文が増加。市場では、イーサリアムに直接投資するのと比べてBitMine株を通じて間接的にイーサを取得する手法が注目されています。

イーサリアムはスマートコントラクト機能(プログラムをブロックチェーン上で自動実行する仕組み)を持つ暗号資産で、近年多くのDeFi(分散型金融)サービスで利用されています。BitMine株を通じた投資は、株価とイーサ価格の連動リスク(価格変動のリスク)があるものの、取引所の使い慣れたUI(ユーザーインターフェース)で購入できる手軽さも評価されています。

韓国当局はコンプライアンス(法令順守)強化の動きを見せていますが、リテール層の仮想通貨需要は根強いことが今回の動きからも分かります。一方、株価下落の要因としては、世界的な金利上昇(金融引き締めによるリスク資産への売り圧力)やイーサ価格自体の下落が挙げられます。BitMine株を選択する際は、企業の財務状況や保有イーサの評価方法(時価評価か取得原価評価か)を確認することが重要です。

編集後記

イーサ保有企業の株価下落を利用して割安に参入する戦略は一つの方法ですが、株価とイーサ価格の連動リスクや企業固有の経営リスクを見極めることが大切です。規制動向や保有資産の評価方法にも注意し、過度の集中投資は避けてポートフォリオ全体のバランスを考慮しましょう。

原文公開日: 2024-01-15

原文URL: https://www.reuters.com/markets/cryptocurrency/south-korean-retail-keeps-buying-ether-hoarder-bitmine-despite-80-drop-report-2024-01-15/

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