要点まとめ
- 政治分析モデルで次期下院選における民主党の下院奪還確率が上昇。
- 下院金融サービス委員長マキシン・ウォーターズ氏がSEC長官ゲイリー・ゲンスラー氏を暗号資産(仮想通貨)規制で批判。
- 統一的な連邦レベルの立法整備を求め、市場の規制不確実性への懸念を表明。
ニュース本文
米国の大手政治分析企業が公開した最新モデルでは、2024年の次期下院選挙で民主党が下院を奪還する確率が50%を超え、直近で上昇傾向にあると報告しました。背景には、中間選挙と大統領選挙の票読みが逆転しやすい「波状効果」が指摘されています。
一方で、下院金融サービス委員長のマキシン・ウォーターズ議員は、同日行われた公聴会で、米国証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー長官による暗号資産(仮想通貨)の規制運用を強く批判。ウォーターズ氏は「投資家保護の名の下に過剰な権限を行使し、市場の透明性を損ねている」と非難し、SECのガイダンス(指針)が断片的で一貫性に欠けると指摘しました。
さらにウォーターズ氏は、議会主導で統一的な連邦法を整備し、明確なルールづくりを進める必要性を強調。これにより、州ごとに異なる規制環境や、SECと商品先物取引委員会(CFTC)との権限争いによる混乱を抑制したいと述べました。
暗号資産市場では、規制方針の不確実性が価格変動の一因とされるため、今後の立法動向が投資家心理や市場参加のハードルに影響を与えそうです。
編集後記
政治情勢の変化は金融政策や規制の枠組みにも直結します。今回の動きは、暗号資産市場における規制リスクが再びクローズアップされた格好です。投資家は、今後の立法スケジュールや委員会の議論状況を注視し、情報ギャップによる価格変動リスクに備えておくことをおすすめします。
原文日付: 2023年10月3日
原文URL: https://www.reuters.com/markets/us/democrats-gain-odds-take-us-house-waters-bashes-sec-chair-crypto-2023-10-03/

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