要点まとめ
- ロシア最大手のSberbankが初めて暗号資産担保ローンを発行
- 借り手はビットコインマイナーのIntelion Dataで、BTCを担保に資金調達
- 仮想通貨を使った融資が金融機関で実用化される兆し
ニュース本文
ロシア最大手銀行のSberbankが、ビットコインマイニング企業Intelion Dataに対し国内初となる暗号資産担保ローン(仮想通貨を担保にした融資)を提供しました。借り手は自社が保有するビットコイン(BTC)を担保として差し入れ、その評価額に応じたルーブルを受け取る仕組みです。
今回の融資では、Intelion Dataが保有する一定量のBTCを担保に、マイニング事業の運転資金や設備投資に充てる資金を確保。暗号資産を流動性(すぐに使える資金)に変えることで、マイナー企業は価格変動リスクを抑えつつ資金調達が可能になります。
Sberbankはこれまでに証券担保ローンなどを手掛けてきましたが、仮想通貨を用いた融資は国内銀行として初。この動きは、ロシア当局が暗号資産の実需活用を促す方向にシフトしつつあることを示唆しています。今後、銀行側のリスク管理体制や規制当局のガイドライン整備が進めば、他の金融機関への波及も予想されます。
編集後記
ロシア最大手銀行が暗号資産を担保にしたローン提供に踏み切ったのは、仮想通貨の実需活用が一歩前進した証です。投資家は今後の金融規制動向や銀行のリスク管理体制を注視し、過度なレバレッジを避けながら新たな資金調達手段としての可能性を評価するとよいでしょう。
元記事日付: 2025年12月28日
原文: https://www.reuters.com/business/finance/sberbank-issues-russias-first-crypto-backed-loan-bitcoin-miner-intelion-data-2025-12-28/

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