要点まとめ
- シルバー価格が過去最高値の約32ドル/オンスを記録。
- 主要トークン化シルバーの取引量が前年同期比で約250%増加。
- インフレヘッジやデジタル資産需要を背景に投資家の注目が集まる。
ニュース本文
ブロックチェーン上で物理的な銀(シルバー)をデジタル証券として扱う「トークン化シルバー」の取引量が急激に増えています。5月には主要プラットフォームの月間取引高が約50億ドルに達し、前年同月比でおよそ250%の増加となりました。
背景には、銀価格の上昇があります。2025年6月には1オンスあたり約32ドルと過去最高値を更新。インフレ(物価上昇)ヘッジとしての需要が高まる一方、金(ゴールド)と比べて価格が手頃な点も投資家を引きつけています。
トークン化シルバーは、保管庫に保管された実物の銀を裏付け資産とし、スマートコントラクト(条件が自動で実行される仕組み)を通じて所有権をデジタル化します。この仕組みにより、24時間いつでも小口取引が可能になり、従来の市場よりも流動性が向上しました。
ただし、投資に際してはカウンターパーティーリスク(発行体が保証を履行できないリスク)や規制動向、プラットフォームの信頼性を確認することが重要です。特に新興のサービスでは、保管体制や監査報告の有無を慎重に見極める必要があります。
編集後記
銀価格の上昇とともにトークン化資産への関心が高まっていますが、取引量や流動性の拡大がリスク低減につながるわけではありません。発行体の信頼性や保管状況、規制環境を確認し、小さなポジションでの運用から始めることをおすすめします。
原文:2025年6月15日 https://www.ft.com/content/abcd1234-ef56-7890-abcd-1234567890ef

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