要点まとめ
- 金や銀など貴金属の歴史的ラリーが続き、マクロ経済への注目が高まる
- イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)など主要アルトコインがビットコイン(BTC)を上回る上昇
- ビットコインドミナンス(市場支配率)は過去1年で最低水準に低下、ポートフォリオのリスク管理が重要
ニュース本文
米国市場では、金価格が10年以上ぶりの高値を更新し、銀も大幅に上昇するなど、貴金属(safe-haven資産)の歴史的なラリーが継続しています。背景には、世界的なインフレ(物価上昇)懸念や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化への警戒感があります。この動きが暗号資産市場にも波及し、リスクオン(高リスク・高リターン)志向が高まる中で、主要アルトコインのパフォーマンスがビットコイン(BTC)を上回りました。
イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)などは過去1週間で平均5~10%の上昇を見せ、一方ビットコインは約2%の伸びにとどまっています。その結果、ビットコインドミナンス(市場支配率)は過去1年で最低水準に低下しました。アルトコインへの資金流入は、スマートコントラクト(自動契約機能)やレイヤー2(取引処理能力の向上技術)など、ブロックチェーン技術の成長期待が背景です。
ただし暗号資産市場は依然として高いボラティリティ(価格変動性)が特徴であり、FRBの政策金利や主要国の経済指標、規制動向の発表時には大きな値動きリスクがあります。投資家は貴金属や暗号資産といった異なる資産の特徴を理解し、分散投資の視点からポートフォリオを検討する必要があります。
編集後記
マクロ指標や貴金属の動きが暗号資産市場にも影響を及ぼしています。ビットコインとアルトコインのパフォーマンス差だけでなく、金利や規制動向など複数の要因を俯瞰した上でポートフォリオのリスク管理を心がけましょう。
2025-12-28 原文: https://www.reuters.com/markets/crypto/altcoins-outpace-bitcoin-precious-metals-historic-rally

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