要点まとめ
- HashKey Capitalが目標5億ドルの「Blockchain Opportunities Fund I」で初回ラウンドで2.5億ドルを調達
- 大学基金やファミリーオフィス、企業系VCなど機関投資家が参加し、アジア市場の有望プロジェクトに注目
- 調達資金はインフラ構築、分散型金融(DeFi)、NFTやWeb3を含む幅広い領域のスタートアップ投資に活用予定
ニュース本文
香港拠点のHashKey Capital(ハッシュキーキャピタル)は、ブロックチェーン技術に特化した投資ファンドで、今回5億ドルを目指す「Blockchain Opportunities Fund I」の初回資金調達ラウンドで2億5000万ドルを確保しました。主にアジア地域の新興プロジェクトへの投資を念頭に置き、インフラ構築や分散型金融(DeFi:仲介者を介さない金融サービス)、NFTやWeb3(次世代インターネット技術)など幅広い領域を対象としています。参加した投資家には大学基金、ファミリーオフィス、企業系ベンチャーキャピタルなどが名を連ね、機関投資家の関心の高さがうかがえます。
HashKey Capitalは2018年設立の仮想通貨金融サービスプロバイダーで、これまで複数のファンドを運用してきました。今回のファンドは同社初のメインストリーム向け大規模ファンドで、暗号資産市場の成熟や規制整備の進展を背景に大口投資家が参入しやすくなっている状況を反映しています。また、アジア市場に強いネットワークを持つ同社は、地域内の有望プロジェクト発掘において優位性があるとみられます。今後は第2ラウンドで残りの資金を集め、選定したスタートアップやプロトコル開発に順次投資を行う方針です。
編集後記
今回の大型調達は機関投資家のブロックチェーンへの関心を示す好例です。個別の仮想通貨だけでなく、こうしたファンドの動向を追うことで市場全体のトレンドをつかみやすくなります。投資判断の際は、各プロジェクトの実態や規制環境もしっかり確認しましょう。
2025年12月24日 / 原文:https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-12-24/hashkey-capital-blockchain-fund

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