恐怖×AIで金・銅急騰、ビットコイン遅れ

要点まとめ

  • ビットコインのリターンが金や銅と比べて低調
  • 「恐怖(リスクオフ)」ムードとAI関連需要が実物資産を押し上げ
  • 金は安全資産として、銅はAI・半導体需要で上昇

ニュース本文

最近の金融市場では、ビットコイン(BTC)のパフォーマンスが金や銅などの実物資産に後れを取っています。主因は投資家の間で「恐怖(リスクオフ)」(リスクを避ける動き)ムードが広がる一方、AI(人工知能)関連の需要が実物資産を押し上げていることです。金は伝統的な安全資産として買いが集まり、インフレ懸念や地政学リスクを背景に価格が上昇。銅はAIの普及に伴い半導体(chip)や電気自動車関連部品への需要が増加し、需給逼迫(ひっ迫)感が強まっています。これに対しビットコインは依然として高いボラティリティ(価格変動率)を示すものの、実物資産のような物理的価値裏付けがないため、投資家の資金流入が相対的に鈍化しています。さらに、世界的な金利動向や株式市場の調整もあいまって、リスク資産より実物資産へのシフトが鮮明になっています。専門家は短期的には金と銅が市場の不確実性を好材料として捉えられる一方、仮想通貨市場はマクロ要因の影響を受けやすいと指摘しています。ただし仮想通貨は市場成熟度や規制環境の変化によっても大きく影響を受ける点に注意が必要です。投資家は各資産の特性を理解し、バランスの取れたポートフォリオ構築を検討することが求められます。

編集後記

実物資産とデジタル資産にはそれぞれ異なるリスクとリターン特性があります。市場の不確実性が高まる中では、金や銅などの実物資産の値動きを注視しつつ、ビットコインの高いボラティリティへの対策も併せて検討し、全体のポートフォリオバランスを調整することが大切です。

2025年12月22日 原文: https://www.reuters.com/markets/bitcoin-trails-gold-copper-fear-ai-trade-lifts-tangible-assets-2025-12-22/

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