ビットコイン、89,000ドルの壁を突破できるか?

要点まとめ

  • ビットコインは米ドル建てで約89,000ドルのレジスタンス(上値抵抗帯)に再び上値を抑えられている
  • 米国市場では利確(利益確定売り)やCME先物のポジション調整が売り圧力として意識されている
  • 89,000ドルを明確に突破できれば、次の節目である92,000ドル付近への上昇シナリオが浮上

ニュース本文

ビットコイン(Bitcoin)は2025年12月に入り、米ドル建て価格で約89,000ドルの「プライス・シーリング(price ceiling/価格上限)」に再び上値を抑えられています。これは、過去にも同水準で売り圧力が強まった「レジスタンス(抵抗帯)」と呼ばれるゾーンです。市場参加者はこの付近で利益確定売り(ポジションを決済し、利益を確定させること)を行うため、価格の上昇が一時的に鈍化してきました。

特に米国市場では、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物建玉(ポジション残高)やオプション取引の期日(expiry)が近づくと、ポジション調整目的の売りが増える傾向があります。こうした「米国の売りパターン」は、短期的な価格変動を大きく左右する要因として注目されています。

一方で、89,000ドルを安定して上抜ける「ブレイクアウト(突破)」が確認されれば、次なるターゲットとして約92,000ドルの節目が意識されるでしょう。テクニカル指標(RSIや移動平均線など)もやや買われ過ぎの水準から調整局面に入っていますが、買い勢力(ブル)の勢いが継続すれば、上昇トレンドの再加速が期待されます。

ただし、短期的なリスク要因としては、米ドルの動向や金利、市場心理の急変が挙げられます。これらのマクロ要因にも引き続き注意が必要です。

編集後記

89,000ドルという明確な上値抵抗帯を意識しつつ、突破の成否を見極めましょう。特に米国市場でのポジション調整やオプション期日の影響は短期的な値動きを左右します。マクロ環境や出来高(取引量)の変化にも目配りし、リスク管理を徹底することが肝要です。

2025-12-21 原文:https://www.coindesk.com/markets/2025/12/21/bitcoin-battles-89000-price-ceiling-as-bulls-try-to-break-us-sell-pattern/

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