要点まとめ
- Coinbaseが米国3州で予測市場(Prediction Markets)を規制しようとする動きを相手に訴訟を提起。
- 各州当局はサービスを「未登録ギャンブル」と位置づけ、ライセンス取得を要求していた。
- 訴訟は州レベルの過剰規制に異議を唱え、連邦規制の一元化と市場の明確化を目指す。
ニュース本文
米大手暗号資産取引所Coinbaseは、米国の3つの州(例:A州、B州、C州)で、同社が提供する予測市場機能に対する規制措置をめぐり訴訟を起こしました。予測市場とは、選挙結果やスポーツ試合の勝敗など未来の事象に対し「価格変動」を使って投資(賭け)を行う仕組みです。各州当局はこれを「未登録ギャンブル」と見なし、ギャンブル業のライセンスを取得しない限りサービスの停止や罰金を科す方針を示していました。
Coinbase側は、暗号資産交換業(仮想通貨取引所)は既に連邦レベルの規制下にあり、州ごとの追加規制は法的根拠を欠く「過剰規制」だと反論。訴状では、憲法で保証された州間取引の自由(Commerce Clause)を引き合いに、連邦が定めた一貫したルールの下で事業を行う権利を主張しています。
今回の訴訟は、DeFi(分散型金融)や他の暗号資産プラットフォームにおける類似サービスへの規制動向にも影響を与える可能性があります。業界では「予測市場は情報価格の形成を促進する機能的なツール」として評価される一方、ギャンブルとみなされた場合の法的リスクが依然として大きな懸念材料となっています。
編集後記
州ごとの規制強化は、暗号資産ビジネスが直面するリスクの一つです。今回の訴訟は、連邦規制と州規制の境界線を浮き彫りにしました。予測市場など新興サービスに投資する際は、規制環境の変化を継続的にウォッチし、法的リスクを見極めることが重要です。
2025年12月17日
原文URL:https://www.coindesk.com/tech/2025/12/17/coinbase-files-lawsuits-in-3-states-over-attempts-to-regulate-prediction-markets

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