要点まとめ
- 11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比+2.7%と、市場予想の約+3.1%を下回った
- 食品・エネルギーを除くコアCPIは前年同月比+3.9%、前月比+0.3%の上昇
- 低インフレによりFRBの金融引き締め緩和期待が高まり、仮想通貨市場にも注目が集まる
ニュース本文
米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で+2.7%となり、エコノミスト予想の約+3.1%を下回りました。前月比では+0.1%上昇にとどまり、インフレ抑制の兆しが見え始めています。
内訳を見ると、エネルギー価格は前月比-0.2%と下落した一方、食品価格は+0.3%上昇となりました。住宅費(シェルターコスト)は前月比+0.4%上昇を続け、依然としてインフレ圧力を受けています。
また、食品・エネルギーを除くコアCPI(核心的消費者物価指数)は前年同月比+3.9%、前月比+0.3%とやや高めの伸びを示しています。コアCPIは日常的に変動幅の大きい項目を除いた指標で、金融当局が注視する重要なデータです。
この結果を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)は来年以降の利上げペースを緩める可能性が高まりました。金融市場では、金利上昇の一服を見越してリスク資産への資金流入期待が強まり、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の動向にも影響を与えそうです。ただし、インフレ率の推移やFRBの発言には引き続き注意が必要です。
編集後記
低インフレを背景にFRBの金融政策がやや緩和的になるとの見方が強まりました。利上げ観測の後退はリスク資産全般に追い風ですが、依然として地政学リスクやエネルギー価格の変動も懸念材料です。短期的な値動きに惑わされず、中長期のシナリオを描くことを意識しましょう。
原文日付:2025年12月13日
原文URL:https://www.reuters.com/markets/us-inflation-data-cpi-november-2025-12-13/

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