韓国暗号資産法、ステーブルコイン発行権めぐり暗礁

要点まとめ

  • 長年期待された韓国の暗号通貨法案(仮想資産法)が国会審議で停滞
  • ステーブルコイン(価格を安定させる暗号資産)の発行主体を巡り、銀行・証券会社とフィンテック企業で対立
  • 発行要件や資本要件など具体的規制の行方が市場の不透明感を左右

ニュース本文

韓国議会では、長らく審議されてきた暗号通貨法案、いわゆる「仮想資産法」が停滞しています。最大の争点はステーブルコイン(価格を安定させる暗号資産)を誰が発行できるかです。政府与党は銀行や証券会社など既存金融機関に限定すべきと主張する一方、野党や一部のフィンテック企業は新興企業にも発行資格を認めるべきと反発しています。この対立により、国会の経済金融委員会での審議が膠着(こうちゃく)し、法案成立が大幅に遅延する見通しです。当初、来年初の施行を目指していましたが、発行主体の合意形成が遅れたことで施行時期は未定に。金融委員会では、追加的な透明性要件やリスク管理基準も議論され、発行企業に対する自己資本比率規定や定期報告義務の導入案が検討されています。専門家は、市場の混乱を防ぐには明確な規制体制の確立が不可欠だと指摘しています。投資家は規制の行方を注視する必要があります。

編集後記

韓国の仮想資産法成立遅延は規制不透明感を長引かせます。投資家は法案修正の動向や発行主体決定過程を注視し、ステーブルコイン取引時は発行元の信用力や規制見通しを確認してリスク管理を徹底してください。

元記事日付: 2023-10-05 原文URL: https://www.reuters.com/technology/south-koreas-long-awaited-crypto-law-stalls-over-who-can-issue-stablecoins-2023-10-05/

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