銀行ロビーがステーブルコイン制覇へ―エデルマン氏

要点まとめ

  • 米大手金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は「銀行ロビーがステーブルコイン規制で勝利する可能性が高い」と発言
  • 銀行業界はステーブルコイン発行者を銀行同様に資本規制や貸出制限の対象とする法案を支持
  • 法整備の過程で、フィンテック企業や暗号資産(仮想通貨)企業の影響力低下が懸念される

ニュース本文

米大手金融アドバイザーであるリック・エデルマン氏は、米国議会で審議中のステーブルコイン規制について「銀行ロビー(銀行業界団体)が有利な状況にある」と指摘しました。銀行側はステーブルコイン発行者を「銀行同等の金融機関」と位置づけ、自己資本比率(銀行が破綻しないために積む資本)や貸し出し制限などを課す法案を後押ししています。これにより、現在は比較的自由に発行されているUSDCやUSDTなどのステーブルコインにも厳格な要件が適用される見通しです。

エデルマン氏は、金融ロビーが議会で強い影響力を発揮しており、規制案の大枠は銀行寄りにまとまる可能性が高いと分析。仮に発行者が銀行扱いとなれば、発行コストの上昇や新規参入の障壁が高まり、既存プレイヤーへの影響だけでなく、新興のフィンテック企業や暗号資産企業の競争力低下も懸念されます。現在、上院と下院で異なる規制案が提出されていますが、最終的には銀行業界の要望を多く反映した内容で妥結する可能性が大きいと見られています。

ステーブルコイン市場はデジタル決済やDeFi(分散型金融)分野で重要なインフラとなっているため、規制強化は業界全体の構造を左右します。投資家や事業者は、今後の法案動向を注視し、資本要件やコンプライアンス(法令順守)への対応を準備することが求められます。

編集後記

規制の枠組みが銀行寄りに固まると、ステーブルコイン発行コストや参入障壁が上昇します。法案の進捗を注視し、資本要件やコンプライアンス対応を早めに検討しましょう。

2023-11-16 | 原文: https://news.google.com/rss/articles/CBMiswFBVV95cUxNWVBMeTJ4VVpoSkJzVXRJcENPYzN5cU0yQl9vdzQtU255V3JMb0tMaFplb0VVUE5tRmxmLUxlX29oN3NXQ0F0YTZfNjB4WmVRY1Q1bUlnZ2VjcEl6ZkFwcnZYZTN0TE1XWEE1eXdZb3FtX1lJb3Q3WVJXaXBFOUZmRVB3dXM1UUEtcWhRT0JSZzVuZkZsWkdWcUZUVnVIaVJ4cmxPYXExUXg5bFAtSE42RkJfTQ?oc=5

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