英国で暗号資産ユーザー減少も保有額増加

要点まとめ

  • イギリスの仮想通貨保有者数が前回調査比で減少
  • 一方、1人当たりの平均保有額は増加し、投資単価が上昇
  • 若年層や女性の参入が鈍化、保有者の属性に偏りが拡大

ニュース本文

イギリス国内の仮想通貨(暗号資産)市場に関して、最新の調査レポートが発表されました。報告によると、仮想通貨を保有するユーザー数は前回比で約10%減少した一方、1人あたりの平均保有額は約15%増加しています。

具体的には、成人のうち仮想通貨を保有する割合が11%から9.8%に低下し、全体のユーザー数では約550万人から約495万人に減少しました。しかし、ユーザー1人あたりの平均保有額は約1,200ポンドから約1,380ポンドに上昇しており、ホールド(長期保有)志向が強まっていることがうかがえます。

属性別に見ると、35歳以下の若年層や女性の参入が鈍化し、保有者の多くは男性かつ高年収層に偏っています。また、主要通貨ではビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の保有比率が高く、時価総額の上位アルトコインへの関心は横ばいでした。これは、市場の成熟化や規制強化を背景に、新規参入者よりも既存投資家の取引単価が上がっていることを示しています。

背景には、過去数年の価格変動で損失や利益確定を経験した投資家が、リスク管理を重視して保有通貨を絞り込む動きや、税制面での優遇措置の変化などが考えられます。今後は、規制当局の動向や大手取引所のサービス拡充が、再びユーザー数を増やすきっかけとなるか注目されます。

編集後記

ユーザー数が減少しても平均保有額が増えている背景には、経験を積んだ投資家の行動変化があります。新規参入の鈍化を受け、市場全体が成熟期に入ったことを踏まえ、自身のリスク許容度と投資スタイルを定期的に見直しましょう。

元記事日付: 2023-10-15 / 原文URL: https://www.cryptonews.com/news/number-of-crypto-users-in-the-uk-drops-even-as-amount-held-increases

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