要点まとめ
- Howard Lutnick氏とBrandon Lutnick氏が米誌「Institutional Investor」の2025年版「Most Influential」に選出
- Brandon氏はカントール・フィッツジェラルドのデジタル資産部門を率い、OTCデスクやETF導入支援で機関投資家の参入を後押し
- SEC(米証券取引委員会)との対話強化やステーブルコインのガバナンス構築に注力し、規制連携を推進
ニュース本文
米金融サービス大手カントール・フィッツジェラルドのHoward Lutnick会長と、同社デジタル資産部門責任者のBrandon Lutnick氏が、米誌「Institutional Investor」の2025年「Most Influential」に選出されました。Howard氏は長年にわたり従来の証券・債券業務を牽引(けんいん)すると同時に、デジタル資産領域への参入戦略を策定。Brandon氏は仮想通貨(暗号資産)部門を統括し、OTC(店頭取引)デスクの設置やETF(上場投資信託)を通じたプロダクト提供を進め、機関投資家の市場参入を促進しています。
両氏は規制当局との協調を重視し、SEC(米証券取引委員会)との対話を強化。法定通貨連動型暗号資産(ステーブルコイン)のガバナンス構築や、ブロックチェーン技術を活用した証券トークン化プラットフォームの開発にも着手しています。また、欧州・アジアの大手金融機関との提携を拡大し、リスク管理とコンプライアンス(法令遵守)を堅持しながら新商品開発を推進。これにより、従来の投資家層への選択肢拡大だけでなく、デジタル資産市場の成熟や流動性向上への貢献が期待されています。
編集後記
機関投資家の参入が進む中、先進的なサービスを提供する企業の動向を把握することは重要です。一方で、規制強化や市場のボラティリティ(価格変動)リスクにも目を向け、リスク管理体制やコンプライアンスが明確な事業者を選ぶことで、安全性と成長性を両立できる可能性があります。
原文: 2025年12月9日
https://www.institutionalinvestor.com/articles/most-influential-brandon-howard-lutnick

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