要点まとめ
- Delaware Lifeが米国の退職口座向けにビットコインを取り入れた年金商品「ビットコイン年金」を開始
- 基盤にはブラックロックの「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」を活用し、保管コストや運用手間を軽減
- 規制準拠の退職口座(IRAや401(k)など)でビットコインを組み入れられる仕組みを提供
ニュース本文
米大手資産運用会社ブラックロックのビットコイン信託「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」が、米国保険会社Delaware Life(デラウェア・ライフ)を通じて退職者向けの年金商品に採用されました。これにより、個人投資家はIRA(個人退職口座)や401(k)といった税制優遇付きの退職口座の中で、ビットコインを間接的に保有できるようになります。
従来、ビットコインを退職資産に組み入れるには、ウォレット管理や取引所の利用など手間とコストがかかるのが課題でした。しかしIBITを利用すれば、信託形式でビットコインに投資でき、セキュリティや保管(カストディ)に関する運用もブラックロック側が担保。Delaware Lifeはこの信託を年金(アニュイティ)商品に組み込むことで、定期支払い型の商品設計を実現しています。
この「ビットコイン年金」は、価格変動リスクを含むものの、退職後の資産配分に仮想通貨を加えたい投資家の選択肢を広げるものです。CoinDeskによれば、既存の商品と同様にSEC(米証券取引委員会)の規制下で運用され、税制優遇措置を維持しつつデジタル資産への露出を可能にしています。
編集後記
退職資産にビットコインを組み入れる動きは増えていますが、価格変動リスクや規制の変更リスクも併せて考慮が必要です。信託やアニュイティの仕組みを理解し、自身のリスク許容度や運用期間を踏まえた判断を心がけましょう。
原文日付:2024年1月31日
原文URL:https://www.coindesk.com/business/2024/01/31/blackrocks-ibit-powers-new-bitcoin-annuity-for-us-retirees-via-delaware-life/

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