要点まとめ
- Surfが暗号資産リサーチ向けAIモデル開発のために1500万ドルを調達
- 調達資金はデータサイエンティスト採用や計算インフラ整備に充当
- トレーダーやリサーチャー向けプラットフォーム展開を計画
ニュース本文
米国のスタートアップ「Surf」は6月、暗号資産(クリプトアセット)の研究に特化したAIモデル開発のために1500万ドルの資金調達を完了しました。ラウンドは主要ベンチャーキャピタルがリードし、既存投資家に加えて複数の投資ファンドが参加しました。Surfが目指すのは、膨大なブロックチェーンデータや市場指標を学習したAIを用いることで、トレーダーやリサーチャーが効率的に情報を取得できる環境を提供することです。従来は手作業で解析していたオンチェーンデータ(ブロックチェーン上の取引記録)や価格推移などを自動処理し、要点を抽出することが期待されています。調達資金は主にデータサイエンティストやエンジニアの採用、GPUなど計算インフラの整備に充てられます。今後はプラットフォーム化し、ダッシュボード上で分析結果やカスタムレポートを閲覧できるサービス展開を予定。暗号資産分析の自動化ツールとして、既存のデータベンダーや分析プラットフォームとの差別化を図る狙いです。AI(人工知能)技術の導入は暗号資産市場でのリサーチ効率化を後押しする一方、モデルの学習データ品質やブラックボックス化のリスク管理も重要となります。Surfの動向は、今後の市場調査手法の進化を占う上で注目されます。
編集後記
今回の資金調達でAIモデルの開発が加速し、暗号資産リサーチの自動化ツールが一層充実する可能性があります。しかし、新技術の導入にはデータ品質の検証やモデルの透明性確保が欠かせません。投資家は効率向上のメリットを享受しつつ、技術リスクにも目配りをしましょう。
原文日付:2024年6月24日
原文URL:https://techcrunch.com/2024/06/24/surf-raises-15m-ai-model-crypto-research/

コメント