要点まとめ
- 米国の機関投資家向け暗号資産プライムブローカー「Hidden Road(ヒドゥン・ロード)」がシリーズAで7,500万ドルを調達、企業評価は約10億ドルに。
- 従来の執行(売買実行)・清算(決済仲介)・カストディ(資産保管)に加え、ブロックチェーン上でのオンチェーン決済ツールを導入。
- 調達資金は開発体制の強化と欧州拠点の開設に充当。今後はデジタル資産レポ(担保付き貸借取引)など新機能を順次リリース予定。
ニュース本文
Hidden Roadは3月6日、シリーズAラウンドで7,500万ドル(約110億円)の資金調達を完了し、企業評価額が約10億ドルに到達したと発表しました。リード投資家にはベインキャピタル・クリプトやアクセルなどが参加。今回の調達により、同社は従来の機関投資家向けプライムブローカレッジ(執行=売買実行、清算=決済仲介、カストディ=資産保管)のサービスに加え、新たにオンチェーン決済(ブロックチェーン上でトランザクションを完結させる仕組み)ツールを提供開始します。
このオンチェーン決済ツールは、複数のブロックチェーンを横断して資金を移動できるChainlink CCIP(クロスチェーン相互運用性プロトコル)を活用。従来のバッチ方式の後日清算と比べ、即時性が高くコスト削減効果も期待できるため、特に大口取引を行う機関投資家が導入を検討しやすいと見られています。
調達した資金は、エンジニアやセールス体制の拡充、欧州・ロンドン拠点の開設に充てられる予定です。さらに今後は、デジタル資産レポ取引(担保付きで仮想通貨を貸借する金融商品)の提供や、新規デリバティブ(金融派生商品)の開発にも取り組むとしています。市場では、機関投資家の参入障壁を低くする同社の動きが、暗号資産の機関利用拡大に追い風を吹き込むと期待されています。
編集後記
オンチェーン決済の導入は、機関投資家が抱える「決済遅延リスク」と「コスト負担」を軽減する可能性があります。今後の普及動向や対応チェーンの拡大状況を注視し、自社の決済インフラや取引戦略を見直すきっかけにしてください。
2026年3月6日 出典:https://news.google.com/rss/articles/CBMiUkFVX3lxTE1SVWFKb2d4VXFOVmZMaU9zcnJmS2F1dDlfaTFIcjJwUmR1VWdnbUU5NkZENFM0NGx0aUtFcUJ5Q0xYaDE5ZWg3X3JLVjZMWFlsVWc

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