要点まとめ
- Coinbaseが支援するAI搭載の決済プロトコルがマイクロペイメント(少額決済)の高速化・低コスト化を目指す
- AIによる取引ルーティング(経路選択)でガス代(手数料)を最適化し、複数チェーン間の送金をシームレスに実行
- 現時点では実需が十分に積み上がっておらず、コンテンツ課金やゲーム内取引などユースケースの拡大が普及の鍵
ニュース本文
マイクロペイメントとは1円〜数十円などの極めて少額なオンチェーン(ブロックチェーン上)決済を指しますが、従来のガス代(取引手数料)や承認時間がネックとなり、実用化は困難でした。Coinbaseが出資する新興プロトコルは、AI(人工知能)を使って複数のブロックチェーン(チェーン)上で最適な送金ルートを自動選択し、手数料を抑えながら即時近い速度でマイクロペイメントを完了できる点を特徴とします。
具体的には、AIアルゴリズムが過去の取引データを学習し、ガス代が安いタイミングや最適なブリッジ(チェーンをまたぐ送金手段)を判断。さらに、一連の少額取引をまとめて一括処理するバッチ機能により、コスト削減を図ります。
ただ、現状の課題は「需要の不足」です。コンテンツ制作者へのティッピング(投げ銭)やオンラインゲーム内での細かな課金など、マイクロペイメントが効果を発揮するユースケースは増加傾向にあるものの、まだ市場規模は限定的。プロトコルの普及には、ウォレット(仮想通貨管理ツール)への組み込みや、パートナー企業との提携強化、さらにはUX(ユーザー体験)向上が求められます。
今後、AI決済とブロックチェーン技術を組み合わせたマイクロペイメントが根付くかどうかは、技術的な完成度だけでなく、実際の利用シーンの拡大がカギとなりそうです。
編集後記
新技術としてのAI×マイクロペイメントは魅力的ですが、まずは実需の動向を注視しましょう。技術成熟には時間がかかるため、サービス導入や提携状況など定量的な進捗をもとに、長期的な視点で評価することが大切です。
原文掲載日: 2024年3月1日
原文URL: https://news.google.com/rss/articles/CBMi1gFBVV95cUxOUnVxOXdPVVdVZkNHdElJTUQxaHpXUmFMV1pveXBjRkcxWmMwakp0amtrd0ZMVGpfNW9hcHZQamxjak1Fd3phSkNuUlhoWW1Wb3VaOFVwMk5yVDRnbmREUmF2MWFMclllaXJpaVI3UUNDZUhfWnV6U1pmanpGMFFYLWRfY2hhNFpUYkhwajFONy1FWXZ1LVZyb05BdDc3ejR0QzNiSWJETXFUZVRwMm1EWElqUmo0UFh4dkkzOGFLdWZTaGhoYkhHRFZLejlRUnloSWtmX2Rn?oc=5

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