大手銀行が仮想通貨を“死活的脅威”に―CoinbaseCEO

要点まとめ

  • CoinbaseのアームストロングCEOが「大手銀行は仮想通貨を事業継続を脅かす存在論的(エグジステンシャル)脅威と認識」と発言
  • JPモルガンやゴールドマン・サックスなどがブロックチェーン(分散型台帳技術)やステーブルコイン(法定通貨連動型暗号資産)開発に注力
  • 伝統的金融機関と暗号資産市場の競合が激化、価格や規制動向を含めた市場全体の変化を注視すべき

ニュース本文

米大手暗号資産取引所CoinbaseのCEO、ブライアン・アームストロング氏は7月末の投資家向けカンファレンスで、大手銀行が仮想通貨を自社ビジネスの存続を脅かす「存在論的(エグジステンシャル)な脅威」と認識し始めていると述べました。氏は、JPモルガンやゴールドマン・サックスなどがブロックチェーン(分散型台帳技術)への投資を強化し、独自のステーブルコイン(価格を法定通貨に連動させた暗号資産)開発や暗号資産関連サービスの拡充を進める動きを紹介。従来は脅威と考えなかった銀行が、顧客ニーズの多様化やデジタル決済領域での競争激化を受け、Web3(次世代インターネットを指す総称)の取り込み競争に乗り出していると指摘しました。例えば、シティグループやバンク・オブ・アメリカもブロックチェーン研究に予算を割き、自社プラットフォームでの暗号資産サービス提供を検討中。投資家にとっては、伝統的金融機関と暗号資産業界の境界が曖昧になる中で、各社の技術動向や規制対応の変化をしっかり見極めることが重要です。

編集後記

大手銀行が仮想通貨を「生存を左右する脅威」と認識し始めた今、金融業界全体の競争構図が変わりつつあります。投資家は銀行や取引所の動きをウォッチしながら、自身のリスク許容度に応じて情報収集とポートフォリオの見直しを進めましょう。

2023年8月1日 原文: https://www.coindesk.com/business/2023/08/01/coinbase-ceo-big-banks-crypto-threat-to-their-business/

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