要点まとめ
- ビットコインは約4年ごとにマイニング報酬が半減する「半減期」サイクルが存在
- Fidelityのジュリアン・ティマー氏は、過去3サイクルの動きを踏まえ、2024年の半減期後は2025年にピーク、その後2026年は低調と予想
- この「4年サイクル」は依然として有効で、2026年はいわゆる“ラメ”(盛り上がりに欠ける局面)になる可能性が高い
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ビットコインは誕生以来、およそ4年ごとにマイニング(採掘)報酬が半分になる「半減期(ブロック報酬が半分に減る仕組み)」を迎え、その後の価格動向が一定のパターンを描くとされてきました。Fidelity(フィデリティ)のグローバル・マクロ部門ディレクター、ジュリアン・ティマー氏はこの歴史的サイクルを再確認。2012年、2016年、2020年の3度の半減期では、いずれも半減期直後から1年程度で価格が大きく上昇し、その後は調整局面を迎えています。
ティマー氏によると、2024年4月の次回半減期を受けてビットコイン価格は2025年に再びピークを迎え、その後は2026年にかけて「いわゆるラメな年」―すなわち強い上昇が見込みにくい停滞期を迎える可能性が高いとのこと。これは、2013年のピーク後に2014年が伸び悩み、2017年の頂点後に2018年が調整したパターンと合致します。
背景には、半減期によるマイニング報酬低下で需給が引き締まる一方、急激な価格上昇後には利益確定売りや調整圧力が強まるという市場のメカニズムがあります。ティマー氏は「4年サイクルは依然として機能している」と評価し、中期的な投資判断では短期のボラティリティ(価格変動)よりもサイクルを重視すべきだと指摘しています。
編集後記
ビットコインの価格は歴史的に4年サイクルに沿って動いてきました。2026年がやや低調と予想される一方、サイクル全体を通じた長期視点は崩れていません。投資家は半減期後の短期的な“ラメイヤー”を意識しつつ、次のサイクル入りを視野に入れた資産配分を検討すると良いでしょう。
元記事日付: 2023年10月11日 原文URL: https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-10-11/fidelity-s-jurrien-timmer-expect-lame-2026-as-four-year-bitcoin-cycle-appears-intact

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