要点まとめ
- Binanceによると、暗号資産市場で過去最悪の1日あたり清算額を記録した要因はマクロ経済リスク
- 取引所のシステムトラブルや破綻懸念ではなく、金利動向や米財政協議などが主因
- 市場参加者は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ織り込み後退や中国経済の不透明感に反応
ニュース本文
暗号資産(仮想通貨)取引所のBinanceは、史上最大規模となった「1日あたりの清算(リキッドエーション)額」は、取引所自体のトラブルではなくマクロ経済リスクが背景にあると説明しました。清算とは、証拠金取引で価格変動により強制決済されたポジションのことです。CoinDeskによれば、この日にはビットコインやイーサリアムを含む主要銘柄で合計10億ドル(約1,400億円)超の清算が発生したと推測されています。
Binanceのレポートでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを見送る可能性が高まったことや、米債務上限をめぐる議会協議の行方不透明感、中国の景気刺激策の効果に対する懐疑論などが、投資家のリスク許容度低下を招いたと指摘。取引量増加やボラティリティ(価格変動率)の急拡大が清算を引き起こし、資産価格が乱高下しました。
一方で、Binanceは取引所のシステム障害や資金流出といった交換所リスクは確認されていないと強調。市場全体の過熱やレバレッジ取引(借入金を用いた取引)による構造的な弱点が、今回の大規模清算を助長したとの見方を示しています。今後もマクロ経済指標と政策動向が、暗号資産市場の振れ幅に大きく影響するとみられます。
編集後記
短期的な価格変動が激しい局面では、マクロ経済要因の動きを把握することが重要です。特に利上げ・利下げの見通しや各国の財政協議、中国や欧州の景況感は暗号資産にも大きく影響するため、ニュースとデータを併せてチェックしましょう。
2024年1月12日
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