要点まとめ
- Grayscaleが米SECにBittensor(ビットテンサー)を裏付け資産とする米国初のETP申請を提出
- BittensorはAIモデル提供者にTAOトークンで報酬を与え、ネットワークを形成する分散型AIプロトコル
- 承認されれば分散型AI関連商品の機関・個人投資家向けアクセスが拡大し、新たな資金流入が期待
ニュース本文
米仮想通貨資産運用大手Grayscale(グレースケール)が、分散型AI(人工知能)プロトコル「Bittensor(ビットテンサー)」を裏付けとする米国初のETP(上場投資商品)申請を米証券取引委員会(SEC)へ提出しました。Bittensorは、AIモデルの提供者に対し、TAO(トウ)トークンで報酬を支払いながら、参加者が相互に学習モデルを共有できるネットワークを構築するプロトコルです。
このETPは、TAOトークンの価格変動に連動する金融商品として、従来の暗号資産取引に比べて規制面での安心感を求める投資家にもアクセスを提供します。GrayscaleはこれまでビットコインやイーサリアムのETF(上場投資信託)を手掛けてきており、今回の申請が承認されれば、同社初の分散型AI関連商品として機関投資家や個人投資家の関心を集めるとみられます。
一方、ETPの正式な上場にはSECの詳細な審査が必要です。分散型AIプロジェクト特有の技術リスクや規制リスクの評価が今後の焦点となるでしょう。最近、ブロックチェーンとAIの融合が進む中、Grayscaleの動きは分散型AI分野への新たな資金流入を示唆しており、業界全体の成長ポテンシャルにも注目が集まっています。
編集後記
分散型AIの普及に伴い、関連トークンへの関心が高まっています。ETPは投資手段を広げますが、規制動向やプロジェクトの技術成熟度を注視し、リスク管理を怠らないよう意識しましょう。市場のボラティリティ(価格変動)にも備え、長期的な視点を持つことが重要です。また、投資前にはホワイトペーパー(技術仕様書)の確認や、トークンのユースケース(実用性)評価も忘れずに行ってください。
原文日付: 2024年6月10日
原文URL: https://www.coindesk.com/business/2024/06/10/grayscale-files-for-first-us-bittensor-etp

コメント